阿久比町は、愛知県の知多半島中央部に位置し、四季が移ろう自然豊かなまちです。
町の真ん中を穏やかに流れる阿久比川は、田を潤し、ホタルをはじめ多くの生物を育み、私たちに恵を与えてくれます。川沿いには緑豊かな田園風景と大きな青い空が広がっています。
その他にも、「ホタル」のまち、「米どころ」のまち、「花かつみ」のまち、「菊づくり」のまち徳川家康の生母「於大の方」が暮らしたまちなど、様々な顔をもつ魅力的なまちです。
まちの中心に名古屋鉄道河和線の特急停車駅「阿久比駅」と知多半島道路(有料道路)の阿久比インターチェンジがあります。名古屋市中心部まで、特急電車や車を使えば約30分でアクセスできます。 町内に走る幹線道路を使えば、西三河の主要市町へも1時間以内でアクセスできる、交通の利便性が高いまちです。
町内には町民の憩いの場となっているふれあいの森、映画館併設のショッピングモールや大型スーパーがあり、町内を運賃無料の循環バスが走るなど生活の利便性も高いまちです。
初夏の訪れを告げるように、夕暮れに淡い幻想的な光の舞を見せてくれるヘイケボタルは町の宝物です。ホタルの生息できる環境を後世に残していくことは、私たちに課せられた大切な使命です。昭和58年から自然環境保護を推進するために「ホタル飛びかう住みよい環境づくり」を目指して、ヘイケボタルの分布調査や保護などの活動に取り組んでいます。
美しい自然環境でなければ生存しないと言われるホタルは、環境のバロメーターとして重要な役割を果たしています。
権現山は新美南吉の童話「ごんぎつね」の舞台になったと言われています。その昔はキツネも多く生息していたと言われ、近年権現山の森で野生のキツネが発見されました。
徳川家康の生母「於大の方」が、桶狭間の合戦に際し、家康の武運長久を願い仏前に捧げたという伝説が残っているノハナショウブのことを「花かつみ」と呼んでいます。6月には草木地区にある「花かつみ園」で、保存会の皆さんの手により、紫色の鮮やかな花を咲かせます。
権現山は新美南吉の童話「ごんぎつね」の舞台になったと言われています。その昔はキツネも多く生息していたと言われ、近年権現山の森で野生のキツネが発見されました。
阿久比町は、古くからおいしいお米「阿久比米」の産地として知られています。阿久比の土壌は粘土質なので田んぼに最適。土の栄養分が高く、水持ちも肥料持ちもよいため、おいしいお米が出来るのです。近年では、秋に種を蒔いたレンゲを春にすき込んで、無化学肥料・減農薬で栽培される「れんげ米」も注目されています。
徳川家康の生母「於大の方」は、坂部城主久松俊勝の妻として乱世を強く生き抜いた女性です。 阿久比には、家康を生んだ後15年間暮らしました。家康に対しては音信を絶やすことはなく、家康が尾張に出陣のおり坂部城に立ち寄り「於大の方」と再会を果たしたと伝えられています。
平安時代から伝わる「阿久比谷虫供養」は、農作業の犠牲になった虫たちを供養するために念仏を行ったことが始まりとされる民俗信仰です。「知多の虫供養行事」として無形民俗文化財に県指定されました。
阿久比町は、昔から子育て世帯も高齢者も皆が助け合い、安心して暮らせるまちです。
都心に近く、自然が豊か。子どもがすくすく育ち、誰もがのびのびと暮らせるまち。阿久比町は、みんなが住みつづけたい、快適なまちでありたいと「暮らしやすいまちづくり」を進めてきました。
阿久比町は、昔から、子育て世帯も高齢者も皆が助け合い、安心して暮らせるまちです。